地域防災拠点における『災害時のペット対策』についての意見交換会を開催しました。

「災害時のペット対策」について横浜市青葉区役所・生活衛生課を招き意見交換会を開催いたしました。
 日時:2022年10月8日 15:00~16:00
 場所:梅が丘自治会集会所(ゆめプラザ)
 出席:青葉区役所・生活衛生課、谷本中学校地域防災拠点運営委員会 委員長、副委員長ほか14名
 内容
  1.ペット同行避難について青葉区役所・生活衛生課からの説明
  2.谷本中学校地域防災拠点におけるペット災害対策についての意見交換

梅が丘自治会では「災害時ペット対策」について引き続き取り組んでいく予定です。
「避難所へのペット受け入れるにあたっての懸念」等をお聞きし検討の参考と致したく簡単なアンケートを作成いたしましたので回答いただければ幸いです。 

1.ペット同行避難について青葉区役所・生活衛生課からの説明(説明資料)

  • ペット同行避難とは(ペットは人の場所とは別の場所で保管)
    被災時に地域防災拠点などの避難所へペットとともに避難することを言います。避難行動を示す言葉であり、避難所内で飼い主がペットを同室で飼育管理することではありません。(横浜市ホームページより)
  • 避難難時にペットを放してしまうと
    • 飼い主が避難時にペットを手放すことで、野生化し人に対して危害が及ぶ可能性がある。
    • また、ペット喪失により飼い主が精神的にダメージを受けてしまう。
    • 逃げ遅れにより人命にかかわる事態が生じる可能性がある(多摩川の浸水が災害が発生時→川崎ではペットを受け入れられる避難所があったがペットを連れて行けないと思い避難できず逃げ遅れて死亡。ほかにも類似の逃げ遅れ事故あり)
  • 青葉区では1.6万頭の犬が飼養されている(横浜17万頭の1割が青葉区)
    シュミレーションでは1拠点当たり犬猫合わせて20匹程度が避難、谷本中学校地域防災拠点では15匹と推定
  • ペット同行避難に対しては避難所でトラブルが生じないよう事前に一時飼養場所やルール等の検討が大切
    熊本では、ペットの一時飼養場所を決めておかなかったので、最初に「ペットを避難所内の人と同じ場所に入れていい」といってしまったため、その後改めて人と動物のスペースを分けることが難しかった。
  • 避難所でのクレーム
    最初は我慢できても、落ち着いてくると臭気や鳴き声にクレームが出る
  • 飼い主も準備しておく必要がある 
    名札等飼い主の明示、備蓄の準備、しつけ、健康管理、預かり先確保
    飼い主同士の共助(平時からの協力関係 飼い主の会の組成)
  • ペットの避難訓練
    飼い主同士の共助の相談を始める機会になる
  • 防災拠点運営委員がペットまで世話をするのは困難
    飼い主同士の協力で対応する流れを作る。飼い主の会が対応できるためのルール等を拠点運営委員会で準備しておく(一時飼養場所を決めるなど)
  • 発災時の混乱やトラブルを防止するため一時飼養場所を決めておく必要がある
    • 人の導線と分ける
    • 雨風をしのげる 
    • 原則はケージ 最悪でも係留
    • 部外者、子供が立ち入らない対応
    • 盗難、子供の怪我というリスクもある
    • 最大のトラブルは 鳴き声 におい

2.谷本中学校地域防災拠点におけるペット災害対策についての意見交換

 1)避難時の一時飼養場所について

  • 避難場所に近い「梅が丘第1公園」の利用は難しい
    • 避難所(中学校)から目が届かない、周辺の住宅が近接している
    • 夜間吠えたりしても飼い主が気づきにくい。
    • 一般的に公園は発災後の復興活動(瓦礫、資材置き場、活動拠点等)に使用されており、発災時に使用できない可能性がある。
  • 避難場所である学校の敷地内おくのが望ましい
    学校側の同意が必要ではあるが一番有力な候補場所。ただし、学校の再開も考えておく必要あり
    • 場所としてはD棟のピロティが候補となりうるか
      現状は炊き出しで使用するプロパンや調理場所として予定している
    • 側の小屋+鉄棒あたり、西側が現実的か

 2)飼い主の準備

  • 同行避難可能なペット
    ペットとはどこまで含むか、避難者が不安に思うようなものは認めない等きめが必要
  • 避難はケージに入れることが条件
    運営委員会での管理は難しい。
    横浜市としてはケージ利用は必須と考えているが、ケージに入れないペットも想定しガイドラインに記載。
  • 飼い主の明示横浜市のホームページより)
    害時の混乱の中では、ペットと離ればなれになってしまうこともある。大切なペットのために、飼い主の明示を徹底しておく
  • ペットのしつけ((横浜市のホームページより))
    避難所でのトラブル防止や他の避難者に迷惑をかけないためにも、日ごろから基本的なしつけをしておく。
  •  飼い主同士の協力体制(横浜市のホームページより)
    地域防災拠点にペット同行避難をする場合、ペットの一時飼育場所にいるペットの飼育・衛生管理などは、飼い主が責任をもって行います。防災訓練などの機会を捉えて、飼い主同士で「飼い主の会(仮称)」を組織し、会の代表者を決めるなどして、飼い主同士の協力体制を作ることが大切です。

 3)地域防災拠点でのルール

  • 最初にペットと避難してきた飼い主が中心
    ペット受入れのためのルール作りが必要
    自治会で作成している「谷本中学校地域防災拠点マニュアル」へ一時飼育場所や運営ルールを規定しておく。

 4)自治体のサポート

  • 数年かけて各拠点へペットの一時飼育場所開設に必要な資機材を配備予定
    ルールや一時飼育場所が決まっていて活用できる拠点を優先していくので、是非積極的に検討して欲しい

 5)意見交換会での資料や関連情報等